2016-07-22

祇園・後祭 大船鉾

 祇園祭のしんがりを勤める、大船鉾に上らせていただきました。

 山鉾巡行では、先頭が長刀鉾に決まっているというのは有名なのですが、実はそれ以外にも「くじ取らず」があります。
 前祭では
 5番 函谷鉾
 21番 放下鉾
 22番 岩戸山
 23番(前祭しんがり) 船 鉾
 後祭では
 1番 橋弁慶山
 2番 北観音山
 6番 南観音山
 そして、10番(後祭しんがり) 大船鉾

 巡行の一番最後を飾るのが、大船鉾だときまっているんですね。
 お祭りの中でも重要な鉾になりますね。
 
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 船首部分。
 大船鉾のは、担当する町衆が隔年で替わり、今年は北四条町の担当。
 北四条町の年は、龍頭を掲げる・・・というのがならわしになっていた、そうです。
 昔は。
 ただ、大船鉾は、幕末の動乱期に多くの部品が焼失して、休み鉾になっていたので、そのしきたりもなくなっていました。

 鉾がやっと復興されたのが、それから150年たった2014年。
 ただ、その船首は、南四条町の担当する金御幣のみでした。これは幕末に焼失しなかったのです。
 そこに遅れること2年、今年の祇園祭でやっと龍頭が復活したのです。

 今は、素木の龍ですが、今後金箔が貼られるそうです。
 素木、ある意味レアですね。 

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 こちらは船尾。
 大船鉾は、全体的に素木の部分が多いです。
 これから漆塗りなどが施されていくそうです。


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 車輪を濡らしています。
 定期的に濡らしてあげないと駄目になっちゃうそうです。

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 囃し方さんたちは男性のみ。
 少年も多いですね~
 10時近くまでがんばってくれていました。

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 足元を見ると、板に数字が振られていました。
 毎年大切に組み立てられる鉾ですからね。
 そういえば、文化財を構成しているものって、ひとつひとつに番号が振られているって、熊本城が被災したときにきいたなぁ。
 あんな感じかな。

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 巡行のとき以外は展示されている飾り。
 江戸時代から残っているものです。

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 こちらが南四条の金御幣。
 文化十年なので、西暦で言うと1813年。200年以上前になりますね。
 厚紙に金箔を貼ったものが、そんなに長い間、それも保管されているだけではなくてちゃんと使用されてきたのがすごいです。

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 会所から大船鉾に渡る通路。
 これもあたらしいですね、木の香りがしそうでした^^

 ちまき。
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 もともと茅の輪くぐりに使った茅を作って作られていたといわれます。
 厄除けにご利益あり。
 他に、山鉾別に御利益があるらしくて、大船鉾は「安産」だそうです。

 ご朱印。
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 山鉾のご朱印は、ほとんどが自分ではんこを押すタイプで、まるでスタンプラリー状態だったのですが、
 大船鉾ではちゃんと筆書きをしていただけました。
 力強いです。
 大切に保管させていただきます。

 後祭は、20日~24日。
 後数日行われています。
 拝観料は500円。
 ぜひ、今しか見られない大船鉾の姿を堪能してくださいね。







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tag : 京都 神社 祇園 お祭り

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